ミクロ経済学

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消費者余剰が「面積」になるのはなぜか

「払ってもいいと思っていた上限額」と「実際に払った価格」の差は、買い物で得られた“お得”です。この得を大勢の買い手について足し合わせると、グラフの上で一つの三角形の面積になります。なぜ差が面積に変わるのか、身近な自動販売機の例からゆっくり組み立てて解説します。
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死荷重を三角形で捉える ― 誰の得にもならず消えてしまう余剰の話

課税や独占で取引の数が減ると、本当なら生まれていたはずの「得」が、誰の手にも渡らないまま消えてしまいます。この消えた得の大きさが、需要と供給のグラフの上で小さな三角形の面積として姿を現します。死荷重(deadweight loss)という言葉をおどろかずに、身近な中古品の売り買いから順番に組み立てて、三角形が見えてくるところまでを解説します。
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無差別曲線はなぜ原点に対して凸なのか

同じ満足度をつなぐ線が、なぜ弓なりに内側へへこむのか。持ち物が偏ると少ない方の1つがありがたくなる、という日常の感覚から、限界代替率の逓減と「原点に凸」の形をゼロから解きほぐします。
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限界代替率(MRS)を日常語で 満足を保ったまま何個と何個を交換するか

限界代替率(marginal rate of substitution, MRS)は、「同じ満足を保ったまま、あるものを1つ増やす代わりに別のものを何個手放せるか」という交換の比率です。おやつの組み合わせを例に、無理なくイメージから理解していきます。
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予算制約線の傾きが「価格の比」になる理由

持っているお金で買える組み合わせの境界線が予算制約線です。片方を1個増やすと、もう片方を価格の比だけ減らす必要があります。だから線の傾きは、2つの値段の比になります。買い物の例から順にたどって、その理由をていねいに解きほぐします。
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需要曲線が右下がりになる理由は、実は2つある

値段が上がると買う量が減る。この当たり前の関係の裏には、「割高な物を避ける」と「実質的に貧しくなる」という別々の力が隠れています。まずは計算抜きに、日常の買い物のイメージからその2つを見分けていきます。
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最適点で無差別曲線と予算制約線が「接する」意味

決まったお小遣いで、いちばん満足できる買い方はどこか。答えは、二本の線が「接する」点にあります。気持ちの交換レートとお店の交換レートがそろう、その一点の意味を、りんごとみかんの買い物からゆっくりたどります。
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代替効果と所得効果:値下がりの効果を2つに分ける

値段が下がると買う量が増えます。その「増えた分」を、割安な物へ乗り換える動き(代替効果)と、実質的に豊かになった動き(所得効果)の2つに切り分けて考えます。図を使って、その分け方をゆっくり確かめます。
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畑を耕す人を1人ずつ増やすと:限界生産力逓減のはなし

同じ畑で働く人を1人ずつ増やすと、増える収穫は最初こそ大きいのに、だんだん小さくなっていきます。これは怠けているからではありません。土地や道具の量が決まっているからです。この「追加1人の効果がやせ細っていく」感覚を、まず身近な場面でつかみ、そのあと経済学での呼び名と使い方につなげます。
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限界費用曲線はなぜ平均費用曲線の最低点を通るのか

テストの平均点を思い出すと、限界費用(marginal cost)と平均費用(average cost)の関係がすっきり見えます。「次の1点が平均より上か下か」で平均が動く、という一つのルールだけで、MC曲線がAC曲線の底を通る理由が説明できます。