第15章

準備編(数学とグラフ)

グラフの「傾き」とは? 一次関数 y=ax+b をやさしく復習

傾きは「横に1すすむと縦がどれだけ上がるか」。一次関数 y=ax+b の a と b の意味を、坂道の例と図でゼロから解説します。
マクロ経済学

IS-LM図で見る財政政策と金融政策:所得と利子率はどう動くか

政府がお金を使う財政政策はIS曲線を右へ、世の中のお金を増やす金融政策はLM曲線を右へ動かします。線がどちらに動き、国民所得と利子率がどう変わるかを、身近な例から一歩ずつ言葉で追っていきます。
マクロ経済学

乗数はなぜ 1/(1-c) になるのか — お金が波及して何倍にもなる仕組み

政府が1兆円使うと、なぜ経済全体では何倍もの効果が出るのでしょうか。お金が「次の人の所得」になって波及していくイメージから、乗数の式 1/(1-c) をゆっくりたどります。
マクロ経済学

均衡予算乗数はなぜ1になるのか

税金を1増やし、政府支出も同じだけ1増やすと、国民所得はちょうど1だけ増えます。差し引きゼロに見えるのに効果が残る理由を、家計の反応から順を追って解きほぐします。
マクロ経済学

財政赤字は何が問題なのか – 将来世代の負担と、景気を自動で支えるしくみ

財政赤字は、なぜ「悪いこと」と言われるのでしょうか。1年間の収支の赤字(財政赤字)と、積み上がった借金の残高(債務残高)を区別しながら、将来世代の負担や金利上昇という論点を整理します。あわせて、不況のときに景気を自動で下支えする「自動安定化装置」のしくみもやさしく解説します。
マクロ経済学

リカードの等価定理──減税されても使わない?

国債を出して減税しても、人が「将来の増税」を見抜いて貯金に回せば、消費は増えず効果が消える――これがリカードの等価定理。現実にどこまで成り立つかも考えます。