第16章

マクロ経済学

IS-LM図で見る財政政策と金融政策:所得と利子率はどう動くか

政府がお金を使う財政政策はIS曲線を右へ、世の中のお金を増やす金融政策はLM曲線を右へ動かします。線がどちらに動き、国民所得と利子率がどう変わるかを、身近な例から一歩ずつ言葉で追っていきます。
マクロ経済学

流動性の罠:お金を増やしても効かなくなるとき

利子率がこれ以上下がらない状態を「流動性の罠」と呼びます。この状態では、お金の量を増やす金融政策が効かなくなります。IS-LM図では、水平になったLM曲線を右へずらしても所得が動かない、という形で表れます。なぜ効かないのかを、身近な例から一歩ずつ言葉で追います。
マクロ経済学

貨幣の中立性と古典派の二分法 — お金を増やしても「本当の豊かさ」は増えない?

お金の量を2倍にすれば、みんな2倍豊かになるのでしょうか。実はそう単純ではありません。この記事では「値段の世界」と「モノの世界」を切り分ける考え方を、身近な例から順に組み立てます。
マクロ経済学

信用創造 ― 銀行はどうやってお金を「作る」のか

銀行は預かったお金の一部だけ手元に残し、残りを貸し出します。それが繰り返されるうちに、最初の預金の何倍ものお金が世の中に生まれます。信用創造のしくみを、表でゼロから解説します。
マクロ経済学

お金の量と物価をつなぐ式 MV=PY をゼロから読む

「お金を増やすと物価が上がる」とよく言われます。その関係を1本の式で表したのが貨幣数量方程式 MV=PY です。4つの文字の意味を、日常のお金のやりとりから順に組み立てて、無理なく読めるようにします。
マクロ経済学

日本銀行の政策手段——お金の量と金利をどう動かすのか

世の中に出回るお金の量や借りるときの金利は、実は日本銀行が調整しています。国債の売り買い、預金準備率、政策金利という3つの手段を、水道の蛇口をひねるようなイメージから、ていねいにほどいていきます。専門用語は後回し。まず身近な感覚から入ります。
マクロ経済学

金利がゼロになったら? 非伝統的金融政策のやさしい入門

金利をこれ以上下げられなくなったとき、中央銀行はどうするのでしょうか。量的緩和やマイナス金利といった「特別な手」を、身近なたとえから順にほどいて説明します。用語はイメージを作ってから登場させます。
マクロ経済学

担保の価値が景気を動かす——金融加速度効果のしくみ

土地の値段が下がると、なぜ景気はもっと悪くなるのでしょうか。カギは「担保(たんぽ、collateral)」です。お金を借りるときの信用と、不動産の値段が、どうつながって悪循環を生むのかを、身近な例からゆっくりたどります。
不動産へのブリッジ

地価・金融・財政を1本の筋でつなぐ──総合問題の骨格

近年の本試験で頻出の「金利・地価・景気・財政」をまとめて問う総合問題。中心に P=R/(i−g) を置き、金融→地価→景気→政策という1本の因果連鎖で読み解く骨格を示します。
データ・統計

金利・為替・失業率──マクロ統計の見どころ

景気を読むうえで欠かせない金利・為替・雇用の統計。それぞれ何を映し、どこに注目すればよいのかを一気に整理し、3つを1本の線でつなぎます。