第18章

準備編(数学とグラフ)

指数と成長率 「1.02を掛け続ける」と何が起きるか(複利)

年2%成長は「1.02を毎年かける」こと。足し算ではなく掛け算で積み重なる複利を、100万円の預金と表でゼロから解説します。
経済学の共通言語

ストックとフローの違い|貯金残高と月収、地価と地代を混同しないコツ

「貯まっている量」と「流れていく量」は別ものです。貯金残高と月収、地価と地代を例に、混同しやすい二つの見方をやさしく整理します。
ミクロ経済学

畑を耕す人を1人ずつ増やすと:限界生産力逓減のはなし

同じ畑で働く人を1人ずつ増やすと、増える収穫は最初こそ大きいのに、だんだん小さくなっていきます。これは怠けているからではありません。土地や道具の量が決まっているからです。この「追加1人の効果がやせ細っていく」感覚を、まず身近な場面でつかみ、そのあと経済学での呼び名と使い方につなげます。
マクロ経済学

ソロー=スワン・モデル:成長はどこで落ち着くのか(定常状態)

機械や道具を増やせば、国はいくらでも豊かになり続ける。そう考えたくなります。ところが現実には成長のペースはだんだん鈍ります。ソロー=スワン・モデルは、その理由を「資本を増やすと生む量の増え方が鈍る」という一点から説明します。1人あたりで考えるのがコツです。
つまずき・誤解

短期の結論を長期に持ち込んでしまう罠

「金融緩和で生産が増える」「価格は費用で決まる」――正しく見えるこれらの命題も、短期か長期かで結論が逆になります。時間ではなく“変えられる範囲”で区別するのがコツです。
マクロ経済学

ハロッド=ドーマーとソロー、何が違うのか

経済成長の2大モデル、ハロッド=ドーマーとソロー。資本と労働の“代替を認めるか”という一点で、均衡が不安定にも安定にもなります。試験でどちらを重視すべきかも整理します。
ミクロ経済学

規模に関する収穫──大きくすれば得なのか

工場を2倍にしたら生産も2倍?それ以上?それ未満?「規模を増やしたときに生産がどう伸びるか」を3タイプに整理します。
ミクロ経済学

コブ=ダグラス型を怖がらない

Y=A・K^α・L^(1-α)。記号だらけで身構えますが、正体は「掛け算の生産関数」。指数が各要素の“貢献の割合”を表すだけです。