第2章

準備編(数学とグラフ)

「限界(marginal)」とは? 経済学の「限界」を「あと1個ぶん」で一発理解

経済学の「限界」は「あと1個ぶん」という意味。「限度」ではありません。全22章で一番使う言葉を、日常語で解きほぐします。
準備編(数学とグラフ)

グラフの読み方② 「右上がり」「右下がり」が意味すること

右下がり=逆向きの関係、右上がり=同じ向きの関係。需要曲線と供給曲線の向きの意味を、図で確かめます。
準備編(数学とグラフ)

「限界」を微分なしで求める 直線なら傾き、曲線なら“あと1個ぶん”

限界費用は微分がないと無理…は誤解。表のとなりとの差、直線の傾き、曲線のその点の傾き。微分を使わずに「限界」をつかむ方法を解説します。
準備編(数学とグラフ)

「〜の関数」「A分のB」の読み方 単位に注目すれば意味が分かる

「AはBの関数」は「Bを決めるとAが決まる」。分数は「1つあたり」を表すことが多い。苦手な言い回しを、自動販売機や速さの例で解説します。
ミクロ経済学

需要曲線が右下がりになる理由は、実は2つある

値段が上がると買う量が減る。この当たり前の関係の裏には、「割高な物を避ける」と「実質的に貧しくなる」という別々の力が隠れています。まずは計算抜きに、日常の買い物のイメージからその2つを見分けていきます。
ミクロ経済学

無差別曲線はなぜ原点に対して凸なのか

同じ満足度をつなぐ線が、なぜ弓なりに内側へへこむのか。持ち物が偏ると少ない方の1つがありがたくなる、という日常の感覚から、限界代替率の逓減と「原点に凸」の形をゼロから解きほぐします。
ミクロ経済学

限界代替率(MRS)を日常語で 満足を保ったまま何個と何個を交換するか

限界代替率(marginal rate of substitution, MRS)は、「同じ満足を保ったまま、あるものを1つ増やす代わりに別のものを何個手放せるか」という交換の比率です。おやつの組み合わせを例に、無理なくイメージから理解していきます。
ミクロ経済学

予算制約線の傾きが「価格の比」になる理由

持っているお金で買える組み合わせの境界線が予算制約線です。片方を1個増やすと、もう片方を価格の比だけ減らす必要があります。だから線の傾きは、2つの値段の比になります。買い物の例から順にたどって、その理由をていねいに解きほぐします。
ミクロ経済学

最適点で無差別曲線と予算制約線が「接する」意味

決まったお小遣いで、いちばん満足できる買い方はどこか。答えは、二本の線が「接する」点にあります。気持ちの交換レートとお店の交換レートがそろう、その一点の意味を、りんごとみかんの買い物からゆっくりたどります。
ミクロ経済学

代替効果と所得効果:値下がりの効果を2つに分ける

値段が下がると買う量が増えます。その「増えた分」を、割安な物へ乗り換える動き(代替効果)と、実質的に豊かになった動き(所得効果)の2つに切り分けて考えます。図を使って、その分け方をゆっくり確かめます。