第20章

準備編(数学とグラフ)

割引現在価値とは? 来年の100万円は今いくら分か

将来のお金を今の値打ちに直すのが割引現在価値。利子率5%なら来年の100万円は今の約95万円。地価や投資の土台となる考え方を、計算と表で解説します。
マクロ経済学

担保の価値が景気を動かす——金融加速度効果のしくみ

土地の値段が下がると、なぜ景気はもっと悪くなるのでしょうか。カギは「担保(たんぽ、collateral)」です。お金を借りるときの信用と、不動産の値段が、どうつながって悪循環を生むのかを、身近な例からゆっくりたどります。
不動産へのブリッジ

なぜ不動産鑑定士試験に「経済学」があるのか

地価や家賃は、需要と供給、金利、そして人々の期待という経済のしくみで動きます。経済学は、不動産の価格がなぜその水準になるのかを読み解く道具です。この記事では、経済学と不動産鑑定のつながりを、身近な例からゆっくり橋渡しします。
不動産へのブリッジ

地価の公式 P=R/(i−g) を1行ずつ読む

土地の値段は「毎年入る地代を、金利から地代の伸びを引いた値で割る」と決まります。P=R/(i−g)という短い式を、割り算の意味・引き算の意味・金利が下がると地価が上がる理由まで、一文字ずつほどいて確かめます。
不動産へのブリッジ

キャップレートの正体 ―「地代÷地価」がなぜ rf+ρ−g になるのか

「地代÷地価」で求めるキャップレート。その中身が「rf+ρ−g」という形になる理由を、身近な貸家の例と地価公式から一歩ずつたどります。
不動産へのブリッジ

収益還元法は経済学のどこから来ているか ― 「将来の収益の現在価値」で不動産の値段を求める

収益還元法は特別な計算に見えますが、中身は経済学の割引現在価値そのものです。将来の収益を今の値段に直すという発想から、地価公式と鑑定手法のつながりを、身近な例で丁寧にたどります。
不動産へのブリッジ

平成バブルはなぜ起きて、なぜ崩れたのか──地価と「実力値」のズレで読む

1980年代末、日本の地価はなぜ「東京23区でアメリカ全土が買える」ほど上がり、そして崩れたのか。地価の実力値 P=R/(i−g) からの“上乗せ”としてバブルをやさしく読み解きます。
不動産へのブリッジ

地価・金融・財政を1本の筋でつなぐ──総合問題の骨格

近年の本試験で頻出の「金利・地価・景気・財政」をまとめて問う総合問題。中心に P=R/(i−g) を置き、金融→地価→景気→政策という1本の因果連鎖で読み解く骨格を示します。
データ・統計

地価公示と不動産価格指数の読み方──「一物四価」を整理する

土地には公示地価・路線価・固定資産税評価額など複数の“価格”があります。何がどう違い、値動きを追うにはどれを見ればよいのかを、初学者向けに整理します。