第3章

準備編(数学とグラフ)

グラフの読み方② 「右上がり」「右下がり」が意味すること

右下がり=逆向きの関係、右上がり=同じ向きの関係。需要曲線と供給曲線の向きの意味を、図で確かめます。
準備編(数学とグラフ)

「限界」を微分なしで求める 直線なら傾き、曲線なら“あと1個ぶん”

限界費用は微分がないと無理…は誤解。表のとなりとの差、直線の傾き、曲線のその点の傾き。微分を使わずに「限界」をつかむ方法を解説します。
準備編(数学とグラフ)

「限界(marginal)」とは? 経済学の「限界」を「あと1個ぶん」で一発理解

経済学の「限界」は「あと1個ぶん」という意味。「限度」ではありません。全22章で一番使う言葉を、日常語で解きほぐします。
経済学の共通言語

経済学の「短期」と「長期」とは?時間の長さではなく“変えられる範囲”の違い

経済学の短期と長期は、カレンダー上の時間ではなく「今すぐ変えられるものと、変えられないもの」で分けます。工場の例で、そのイメージを一からつくります。
経済学の共通言語

機会費用(opportunity cost)とは?「選ばなかった方の価値」が本当の費用

何かを選ぶと、選ばなかった一番よい選択肢を失います。その失った価値こそ本当の費用です。日常の例から、経済学の機会費用の考え方をゼロから丁寧に解説します。
経済学の共通言語

供給曲線はなぜ右上がり?「1個の追加費用(限界費用)を安い順に並べたもの」という読み方

供給曲線を「もう1個作る費用を、安い分から順に並べた階段」として読み解きます。だから右上がりになる理由が、身近な手作りの例からゼロの前提で分かります。
ミクロ経済学

限界費用曲線はなぜ平均費用曲線の最低点を通るのか

テストの平均点を思い出すと、限界費用(marginal cost)と平均費用(average cost)の関係がすっきり見えます。「次の1点が平均より上か下か」で平均が動く、という一つのルールだけで、MC曲線がAC曲線の底を通る理由が説明できます。
ミクロ経済学

利潤最大化の条件「限界収入(MR)=限界費用(MC)」はなぜ最適なのか

お店がいちばん儲かる生産量は、どう決まるのでしょうか。「あと1個作る」ことで増える収入と、増える費用を比べていく――この地道な比べっこの先に、限界収入と限界費用が等しくなる点があります。その点がなぜ最大なのかを、たこ焼き屋台の例からゆっくり読み解きます。
ミクロ経済学

費用曲線ファミリー総まとめ:TC・FC・VC・AC・AVC・MCはどうつながるのか

総費用・固定費用・可変費用、そして平均費用・平均可変費用・限界費用。似た名前が6つも並ぶと、それだけで手が止まります。まずは屋台のたこ焼き屋さんを思い浮かべて、6つの費用が実は「同じ家族」だと確かめていきます。
ミクロ経済学

畑を耕す人を1人ずつ増やすと:限界生産力逓減のはなし

同じ畑で働く人を1人ずつ増やすと、増える収穫は最初こそ大きいのに、だんだん小さくなっていきます。これは怠けているからではありません。土地や道具の量が決まっているからです。この「追加1人の効果がやせ細っていく」感覚を、まず身近な場面でつかみ、そのあと経済学での呼び名と使い方につなげます。