重要度B

ミクロ経済学

正直が一番得をする競り──第二価格封印入札のふしぎ

オークションと聞くと、本音を隠した駆け引きを思い浮かべます。ところが「2番目に高い額で買える」というルールにすると、駆け引きが消えます。正直に本当の値段を書くのが、いちばん損をしない方法になります。その理由を、封筒に額を書く身近な場面から順にほどいていきます。
マクロ経済学

GDP(国内総生産)は何を測っているのか

ニュースでよく聞くGDPは「その国が一定期間に新しく生み出した価値の合計」です。中古品の売買や株の売買そのものがなぜGDPに入らないのか、身近な例からゆっくりほどいていきます。
マクロ経済学

帰属家賃 ― 持ち家の人も「自分に家賃を払っている」と考えるわけ

借家の人は家賃を払い、持ち家の人は払いません。でも住む価値は同じはず。この「見えない家賃」をどう扱うかが、帰属家賃(imputed rent)の話です。GDP統計がぶれないための工夫を、日常の例からゆっくりたどります。
マクロ経済学

財政赤字は何が問題なのか – 将来世代の負担と、景気を自動で支えるしくみ

財政赤字は、なぜ「悪いこと」と言われるのでしょうか。1年間の収支の赤字(財政赤字)と、積み上がった借金の残高(債務残高)を区別しながら、将来世代の負担や金利上昇という論点を整理します。あわせて、不況のときに景気を自動で下支えする「自動安定化装置」のしくみもやさしく解説します。
マクロ経済学

信用創造 ― 銀行はどうやってお金を「作る」のか

銀行は預かったお金の一部だけ手元に残し、残りを貸し出します。それが繰り返されるうちに、最初の預金の何倍ものお金が世の中に生まれます。信用創造のしくみを、表でゼロから解説します。
不動産へのブリッジ

都心から離れると地代が下がり、敷地が広くなる理由──付け値地代のはなし

駅前は狭いビル、郊外は広い庭付き一戸建て。この違いは「その場所を一番高く使える人が土地を勝ち取る」という付け値地代の考え方で説明できます。
不動産へのブリッジ

なぜ似た店は隣り合うのか──ホテリング立地と商業集積

コンビニやカフェ、家電量販店が同じエリアに固まるのはなぜか。ビーチのアイス売りのたとえで、「客の奪い合いが中央への集中を生む」ホテリングの立地モデルをやさしく解説します。
つまずき・誤解

GDPが増えれば、豊かになったと言えるのか

GDPは便利な物差しですが、家事や環境、格差、余暇は測れません。GDPが測るもの・測れないものを分けて理解すると、経済の議論に振り回されなくなります。
データ・統計

日本のGDP統計はどこで見るか──内閣府のSNA(国民経済計算)

GDPの数字は内閣府の国民経済計算(SNA)で公表されます。速報と確報の違い、名目・実質、季節調整、年率換算など、数字を正しく読むための最低限を整理します。
ミクロ経済学

独占的競争──身近な店はだいたいこれ

完全競争でも独占でもない、その中間が独占的競争。多くの店が“少しずつ違う商品”で競います。街のカフェやラーメン屋の市場は、たいていこれです。