鑑定理論(令和3年短答式過去問)

令和3年-問題20 問題と解説(鑑定理論短答式過去問)

〔問題〕

利回り等に関する次のイからホまでの記述のうち、誤っているものをすべて掲げた組合せはどれか。

イ 直接還元法の基本的な式は次のとおりであり、Rは還元利回りである。
\( P = \frac{a}{R} \)

ロ DCF法の基本的な式は次のとおりであり、Yは割引率である。
\( P = \sum_{k=1}^{n} \frac{a_k}{(1+Y)^k} + \frac{P_R}{(1+Y)^n} \)

ハ 有期還元法の基本的な式は次のとおりであり、\(\frac{(1+Y)^N – 1}{Y(1+Y)^N} \)は年賦償還率である。
\( P = a \times \frac{(1+Y)^N – 1}{Y(1+Y)^N} \)

ニ 土地残余法の基本的な式は次のとおりであり、Bは建物等の価格、\(R_2\)は建物等の還元利回りである。
\( P = \frac{a – B \times R_1}{R_2} \)

ホ 継続賃料利回りは、利回り法の適用において、基礎価格に乗じる利回りである。

(注)式中のアルファベットの添え字の一部を、不動産鑑定評価基準及び同運用上の留意事項の表記と異なる表記に変更している。

⑴ イとロ
⑵ イとホ
⑶ ロとハ
⑷ ハとニ
⑸ ニとホ

 

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