鑑定理論(令和4年短答式過去問)

令和4年-問題3 問題と解説(鑑定理論短答式過去問)

 
〔問題〕
 
下記のⅠからⅢまでの設例について、不動産の類型に関する⑴から⑸までの記述のうち、誤っているものはどれか。
 
Ⅰ Aは、土地の所有者であるBとの間で借地借家法に基づく借地権設定契約を締結の上、戸建住宅を建設し、当該住宅をCに賃貸した。
 
Ⅱ 数年後、売買によりAはBから当該土地の所有権を取得した。
 
Ⅲ さらに数年後、AはCとの建物賃貸借契約を終了し、自ら居住を開始した。
 
⑴ 「借地権付建物(建物は貸家)」は、Ⅰの時点の現実の利用状態を所与とした建物及びその敷地の類型である。
 
⑵ 「借地権」は、Ⅰの時点の現実の利用状態を所与とした宅地の類型である。
 
⑶ 「底地」は、Ⅰの時点の現実の利用状態を所与とした宅地の類型である。
 
⑷ 「建付地」は、Ⅱの時点の現実の利用状態を所与とした宅地の類型である。
 
⑸ 「貸家及びその敷地」は、Ⅲの時点の現実の利用状態を所与とした建物及びその敷地の類型である。

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